2022年見た中で印象深いストーリーもの
12月末に書いてた下書きが発掘された… せっかくなので上げておくか
- Cyberpunk 2077 エッジランナーズ
- アンドー
- スピリテッド
- 原神 スメール編
Cyberpunk 2077 エッジランナーズ
2022年一番おもしろかったものを挙げろと言われたらこれ TRIGGERのジェットコースターにエモさ熱さエログロを加えているので最高 メディアミックスものとしての出来も最高峰では???
アンドー
正直スターウォーズでこんな面白い話が出るとは思わなかった ジェダイやらの英雄譚だけでは弱かった「なぜ特殊な出自のない一般市民が反乱するのか?」が丁寧にシリアスに描かれている 序盤は退屈気味だが後半のカタルシスがとんでもないレベル 静かで抑制的な演出、ライティングや「きまずい実家」などの描写が丁寧過ぎて、世界のどこかでこんなことが起こったんじゃないかと錯覚するレベル
欠点は「スピンオフのスピンオフ」なところか… まあアンドーから見ても十分おもしろいと思う
スピリテッド
バディ感あり。 何度も何度も擦られたクリスマスキャロルの中で「こう反論したらどうなるんだよ?」「偉そうだな」「歌いる???」などの疑問点をストレートにぶつけて展開するストーリーがとにかく良い 二人の主人公の話を代わる代わる展開し類似点、相違点をあぶりだしていくと共に、両者のトラウマや遺恨の克服に鮮やかにつながっていく そしてコメディとして面白い
原神 スメール編
正直稲妻までのメインストーリーはパッとしない印象だったが、スメール編はかなり面白い (個人的には世界任務や期間限定イベントの方が出来が良いと感じる)
原神ちゃんは「どこかで見たことあるけど、それを原神風にうまいこと解釈する」のがとても上手く、それが最大限活かされているのがスメール編だと思う あるタイミングでループしてることに気づくんだけど、それに対する推察や検証、突破の方法など理詰めで解いていくのはループものとして満点 ループものは今まで読んだことがあっても、すっと予告なくストーリーに組み込まれるので没入感が高い
(架空の)人種問題や歴史修正主義にも触れており、すぐに解決はしないけど今からでも頑張っていきましょうとなるアアル村のラストは、現実的で希望ある閉じ方だったと思う
くっそ長いけど、森林書も1本の映画を見たような気分になれた
(やっぱ今回過激めなストーリーだったけど、焼き討ち対象が学者だったから中国共産党的にはオッケーだったんですかね???)
「教令院 焼き討ち」で検索するとすごい(すごい)
原神は文化侵略だった???